雑木の植え方を考えてみる

MENU

雑木の植え方を考えてみる

シンボルツリー,落葉,常緑,庭木

恐らく私だけでは無いと思います。我が家では小さな苗樹がいくつか植えてあり、あまり大きくなった事の事を考えて植えていない場合が多くなっています。まだまだ1m程度のものも多いので、大きくなった時の事を考えてというのも難しいものです。

 

その為、数年ほどしてから移動したくなっているケースがいくつかでています。樹木が定着するのには数年ほどかかるとも言われていますから、あまり移動を繰り返すのは本来は良くありません。移植を嫌う植物も中にはあるので注意が必要です。

 

現在で植え替えをして枯れたとか、剪定を行いすぎて枯れてしまったという樹は無いものの、その環境に適応するまでには数年ほどは必要となってくる場合が多くなっています。

 

ナツツバキはまだ2年ほどしか経っていませんが、秋の紅葉がとても汚い色をしています。恐らくまだその環境に馴染んでいないのかもしれませんね。枯れる事は無いにしても綺麗な紅葉を見せてくれるまでまだ少しかかりそうです。


雑木を枯らさないために

シンボルツリー,落葉,常緑,庭木

幼樹でも花が咲いたのは、ジューンベリーとブルーベリー、桃の樹、ムクゲでした。ナツツバキとヤマボウシに関しては花を咲かせる様子もなく、葉もあまり茂らせていません。

 

桃の樹など実のなる植物では、根をいじめたり環境を悪くすると子孫を残そうとして、幼樹でも実をならすことがあるようです。鉢植えなどにしている樹で実がなっているのも、その原理を利用した事らしいです。

 

あまり急いで花を咲かせたり実をならせるよりも、数年ほどは根を良く張らせることを重点的に考えてみると良いと思います。元気そうに育っていた樹が急に枯れてしまう原因も根が定着していない場合も考えられます。

 

一度に雑木の庭を作るより、数年ほどかけて色々と増やして根を定着していったほうが、花や紅葉が楽しめて良いのかもしれません。私はどちらかというと自然な庭が好みで、業者に依頼して作られた庭よりも、自分達で少しずつ庭を完成させていく風が好きです。

 

理想の雑木の庭ができるのは、何年先になるかは分かりませんが、あまり流行に囚われず自分が育てやすい樹を試行錯誤で探してみるのも良いと思います。もしかしたらいくつかは環境に合わなくて枯れてしまうかもしれませんが、育てる楽しみや色々と調べてみるのもガーデニングの楽しみだと思います。



 このエントリーをはてなブックマークに追加