玄関前のシンボルツリー

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玄関前のシンボルツリー

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シンボルツリーはその名の通りシンボル的存在として木を植える事をあらわし、最近では玄関前の目隠しを兼ねて植えるパターンも多いようです。
巨木になりにくく見た目がオシャレで、さりげない目隠しとして利用できる木が玄関前には向いています。
最近人気があるのが、ヤマボウシ、シャラ、ソヨゴなどの株立ちの木です。
自分で植える場合にはホームセンターなどで1万円程度から売られています。
業者にお願いする場合は、木の値段プラス木を植える工事代となります。
エクステリアを行うとそれなりに金額がかかります。
玄関前のちょっとしたスペースでも、少なくても10万円単位でかかっていると思います。
玄関前を素敵にするのはエクステリアを行う方法もありますが、数万円でシンボルツリーとなる株立ちの木を玄関前に植えるだけでも見栄えが変わってきます。
家だけが建っているとなんだか家が浮いている感じがして不自然ですが、木や植物を植えることで周りの風景と溶け込み自然な景色とすることができます。
家がさびしく、物足りないと感じるなら植物が足りないという事です。
木を1本植えるだけでぐっと自然に近づくことが出来ます。
できればある程度大きく育った木が良いので、それなりの金額はかかりますが、エクステリア工事を行うよりはるかに金額が少なくて済むでしょう。
これも庭を造るエコに繋がると思います。
費用も抑えて、直射日光を防ぎ、回りの空気をきれいにして湿度と気温を一定に保つので、涼しい家になります。
冬に落葉する木を選べば、直射日光が室内に入り込み、暖かい室内を保つことが出来ます。
また、落葉した木にイルミネーションをつけてみても良いと思います。

 

玄関前に植えるシンボルツリーでお勧めなのが、ヤマボウシの株立ちです。
ヤマボウシは春になったら葉を付いて、白い花を咲かせます。
秋には赤い実をつけ、紅葉も楽しめます。
冬になったら落葉してしまいますが、比較的病気にも強く育てやすい木です。
我が家でもヤマボウシを植えていますが、新芽がドンドン出て緑が美しい木だと思います。
日当たりが良く風通しの良い場所を好みます。
既に株立ちのものを購入すると自然な木形になるのですが、苗木を購入して株立ちに仕上げる方法もあります。
株立ちには1本の幹の根元から何本も幹が出ている本株立ちと、数本より合わせた寄せ株の2種類があります。
ヤマボウシは1本の幹から数本出るのが難しいので、素人では数本の苗木をより合わせて作ることになります。
植木職人が作ると本株立ちのヤマボウシでも作ることが出来ます。
本株立ちにする場合は、根元から幹を切り取り、新しい目を出したい部分に土をもっておくと株立ちに仕上げることが出来ます。

 

玄関前のシンボルツリーは1本あるだけで見栄えが違ってきますし、住む人や路行く人にも和みを与えてくれます。
花など手入れの必要なガーデニングが苦手な人にも、玄関前にシンボルツリーを植えると勝手に育ってくれるので重宝します。
根元に土が乾かないようにハーブや花などを植えると更に良くなります。
昔の家に植えられている木ではなく、モダンですっきりとした木形のものが現代の住宅にはあっています。
手入れが必要ない、自然のままの形を生かした木が良いでしょう。
株立ちにしておくと、木が大きくなりにくいので、玄関前にも向いています。
春の新緑、花、実、紅葉など1年中楽しめるシンボルツリーがお勧めです。
ヒメシャラ(ナツツバキ)は自然の形が美しく、1本幹でも株立ちになる場合があります。
我が家で植えているのは、ナツツバキとヤマボウシです。
更に狙っているのが、エゴノキです。
スズランのようなかわいらしい花が付くのでシンボルツリーにも向いています。
洋風の家のシンボルツリーにしている家を見てから好きになった木です。
新興住宅街ではヤマボウシをシンボルツリーにしている家が多いようですが、ヤマボウシはモダンなのに対しエゴノキはかわいらしい印象になると思います。



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