ネーミングの通り、樹形はロケット型。
一年間で約30cm伸びます。
高さは4〜5ｍ位にまでなります。
コニファーの中では幅が小さいです。

 

コニファーは一般的には背が高くなることが多く、比較的成長も早いのであまり高くなりすぎては困る場合は、先端を選定する必要があります。
このスカイロケットは、コニファーの中でも巾が狭いのが特徴で場所をとりません。
ブルー系のコニファーの一種です。
ブルー系のコニファーは、グリーンのコニファーの中に１本ワンポイントとして植えると良いと思います。

 

スカイロケットは巾が狭いので、あまりボリュームがありません。
1ｍ程度の小さな頃には、枝がスカスカな場合があります。
育ってくるにしたがって、枝が密になってきます。
あまり小さいうちは木形はよくありません。

 

葉は青緑色で冬には若干ベージュを帯びます。
広い場所のシンボルツリー等に適しています。
１本のみでシンボルツリーとしても良いですが、何本も並べて植えるとスカイロケットの柵ができます。

 

直射日光をさけ、たくさん水をあげなければ枯れてしまうこともあります。

 

北海道などの積雪のある所で植える場合は、このロケット型の形を保つ為には冬が囲いをする必要があります。
枝の上に雪が乗ってしまうと、雪の重みで枝が開いてしまいます。

 

 

＜育て方＞

 

コニファーは寒さに強く、暑さに弱い木です。

 

植え付けは10月〜梅雨期間中までに行います。
水はけの良い、バーク堆肥や牛糞を混ぜた肥沃な土壌に植えます。

 

横風が苦手ですので、必ず支柱を立て、がっちり固定します。
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
日当たりが悪くなるにつれ、葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。

 

水をよく欲しがりますので、夏の乾燥に注意です。

 

肥料は与えれば与えるほど生育が良くなり、美しくなります。
2月ごろに寒肥として鶏糞や化成肥料を与えます。

 

コニファーは大きくなりやすく、樹形をコンパクトに保つためには年に数回の剪定を行います。
剪定後は葉が茶色く痛みます。
樹高を２Ｍに抑えるのであれば、幹を切り詰める位置はそれより下で、枝が分岐している直上を切り詰めます。
針葉樹（コニファー）類は強剪定・強刈り込みを行うと、萌芽せず枯れ込んできます。

 

病害虫はあまり発生しません。
湿度が高いとウイルス病などの病気が発生しますが、発生したら、病気の箇所を早急に取り除きます。

 

 

我が家では小さな苗木を購入し、庭にスカイロケットを植えています。
サイズとしては、15センチくらいでしょうか。
一緒にブルーエンジェルの苗木も植えましたが、スカイロケットの方が発育が良いようです。
小さな苗木からでも十分育ちますし、寒さにも強く、それ程日当たりを重要としません。
大きくなるとボサボサになりやすいので、定期的にスリムな形に選定する事をオススメします。
枕木などと合わせて、生垣風や目隠しに利用している家も多いようです。

 

コニファー

コニファー (Conifer) は、針葉樹の総称。厳密には裸子植物が丸みを帯びた実を付けることからコニファーと呼ばれるが、一般的には外来種を中心とした園芸用の品種をさすことが多い。近年、輸入住宅の増加などで変化してきた庭や街の景観によく似合うため、次第に普及してきている。とくに「ゴールドクレスト」は、クリスマス用を中心として大量に販売されている。また「ホプシー」も高価であるが、知名度が高い。
庭木としては管理が比較的簡単で、植木屋の世話になることが少ない。
常緑樹であるため、年間通じて鑑賞価値があること。夏場と冬場で葉色が異なる品種も少なくない。

（WIKIPEDIAより抜粋）

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