ユーカリとはフトモモ科ユーカリ属（Eucalyptus）に属する常緑高木。
オーストラリア南東部とタスマニア島が原産国。

コアラの食物としてよく知られています。
葉から取れる精油は殺菌作用や抗炎症作用、鎮痛・鎮静作用があると言われています。オーストラリア先住民族は傷を癒すのに葉を利用したそうです。
現在ではアロマテラピーなどに利用さたり、また、健康茶等にも利用されることがあります。

アルカリ性土壌でも強く育つため、土壌がアルカリ性になっている乾燥地帯の緑化に使われたりもします。
土壌をアルカリ性から酸性へと移行し、酸性の土壌に育てた場合、土壌の酸性が強くなりすぎる場合があります。

＜育て方＞

耐寒性もあるので戸外で越冬可能です。

多湿は嫌うので水はけのよい土にしてください。
肥沃な土壌を好みます。

夏刈り込むと枯れることがあるので注意してください。
非常に成長が早く風に弱いので丈夫な支柱とこまめな剪定が必要です
約３年で幹の直径も12ｃｍほどになる場合もあります

ユーカリ

生物の分類 分類（クロンキスト体系）
ユーカリとはフトモモ科ユーカリ属（”Eucalyptus”）に属する常緑高木の総称。オーストラリア南東部とタスマニア島におもに分布する。ユーカリには500種類もあり、変種も含めると800から1000もの種類になる。成長がとても早く、材木として注目される。70メートルを超える高さになるものから、5メートル程で枝分かれする種類もある。
コアラの食物としてよく知られている。
葉から取れる精油は殺菌作用や抗炎症作用、鎮痛・鎮静作用があるとされる。オーストラリア先住民族は傷を癒すのに葉を利用した。現在ではアロマテラピーなどに利用される。また、健康茶等にも利用される。

耐寒性のあるユーカリはグニーになります。
レモンユーカリは寒さに弱いので、冬になったら室内に取り込んであげると良いでしょう。
ユーカリには600もの多くの種類があります。
園芸用として日本に入ってきているのは、葉がシルバーで丸い形のしたグニーと、レモンユーカリが多いようです。
ユーカリは生長が早く、苗木で買ってきて地植えすると数年で6メートルにまでなるという報告があります。
鉢植えでもぐんぐん成長しますので、大きくしたくない場合は鉢植えで剪定を行いながら育てましょう。

我が家でもグニーの30センチくらいの苗木が、近くの園芸ショップで398円で売られていました。
綺麗な葉の形と色に引かれて買いました。
葉の色がシルバーで洋風の家に合うと思います。
香りも強く、さわやかな香りです。
ユーカリは鼻炎などに効くそうで、ユーカリの葉を鼻に当てていると鼻詰まりが治ります。
オリーブも洋風の家にあう木ですが、ユーカリの方が木形が綺麗でした。
グニーは耐寒性があるという事なので、北海道でも外で冬越しできるのかもしれません。
あまりユーカリを庭に植えている家は無いので、もしかしたらマイナス5度くらいになる北海道では無理なのかも知れません。
0度くらいまでなら問題なく庭木として育てられるでしょう。
耐寒性があると言っても、元々はタスマニアの木です。
私の買ったユーカリグニーに付いていたタグには、マイナス15度まで耐えると書かれていました。
庭木にするか、鉢植えで育てるか検討中です。
比較的価格も安めの木なので、庭木で失敗しても良いような気がします。

タグによると栽培は容易で、日当たりの良い風通しの良い場所に植えるそうです。
北海道では梅雨が無く、比較的乾燥しているので問題なしです。
ユーカリを植えると、水はけを良くし、感染症が出ない良い環境作りをしてくれるそうです。
アフリカではマラリアの予防薬として利用しています。
精油は花粉症や風防止に役立ちます。
ヒーリング効果があり、抗有為する効果があります。

ユーカリはアロマテラピーとしても利用されています。
スーとする香りが、鼻の不快な症状を緩和してくれるのです。
植物のユーカリを手で擦ると、スーとする香りを嗅ぐ事ができます。
手軽に利用するなら、アロマテラピーとして、エッセンシャルオイルを利用した方が良いと思います。
鼻が詰まっている時に、ティッシュやハンカチにエッセンシャルオイルを数滴垂らし、香りをかぐ方法で利用します。

ユーカリは小さな苗木を購入して、観葉植物として育てた事があります。
とても乾燥の強い植物のようで、多少の水切れにも強かったです。
寒さには弱い性質がありますから、寒い地方では庭に植えるのではなく、観葉植物として利用すると良いと思います。
成長は早く、スクスクと育ってくれました。